ミズダコ 2月~3月

ミズダコは寒冷性で普段は沖合域に生息しますが、冬の産卵期になると沿岸域の浅瀬に集まります。また性質はいたって臆病で、昼間はたいてい穴や岩礁のすき間に身を隠しています。
ミ ズダコは日本で漁獲されるタコ類の中で最大級なもの で 全長 3m 、重さ50kg に達します。

マダコに比べて水分が多いものの、その分肉質がやわらかく冬の味覚の一つです。

提供:さかた海鮮市場菅原鮮魚

このゆびとまれ情報

冬場のタコは身が厚く、締まっている。
9月にトローリングが解禁されてから2月中までは底引き網漁。2月には産卵を控え岸に寄る。
それから9月まではタコ縄漁とか刺し網漁に切り替わる。生でも煮てもおいしい。

マダコをこの辺ではイソダコと呼ぶ。「明石のタコ」もこのタコのことで、タコの中で一番おいしい。
タコはゆでると赤くなるが、ミズダコとヤナギダコはお湯に入れる前から赤っぽい。
イソダコは赤いというより黄土色、どちらかというと茶色に近い感じ。
庄内産のタコの大半はミズダコだ。ミズダコの場合、雌の方が高価でおいしい。
雌は煮ダコにしてもおいしい。雄は水っぽいので最近、はやっているしゃぶしゃぶ向きで、生か半生で食べる。

さかた海鮮市場菅原鮮魚

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